神奈川県川崎市で引っ越しシリーズの第４回です。今回はSUUMOやat homeなどの物件探しサイトで、良い物件や掘り出し物の物件を探す方法を紹介していきます！私は数ヶ月ずっと物件探しサイトを見続けて、結果として良い物件を見つけることに成功しました！
どこの物件探しサイトが良いのか？
昔は不動産屋に直接出向いて、条件をお店の人に話して物件情報を持ってきてもらう・・・という流れでしたがネット社会の今は物件探しもネットでできます！便利！代表的なサイトでいうとSUUMOやアットホームが挙げられます。有名な不動産サイトには多くの不動産屋が登録しているので物件がかなり多く出ています。「有名じゃないけど便利なサイトの方が良いのでは？」と思っちゃいますが、普通に超有名サイトの方が良いです。出てくる物件数が違います！
逆に、本当の掘り出し物件を探すとなればインターネットサイトへの登録をしていない、いわゆる”街の不動産屋”に直接行くしかありません。じっくりと探したいのであれば、物件探しサイトで自分で探した方が良いです。
というわけで今回はSUUMOとアットホームでの物件の探し方を紹介していきます。実際に私もこの2つのサイトで物件を探しまくりました！アプリもしっかりしているので外出先でも物件を探すことができます。空き物件の移り変わりは激しいので、常にアプリでチェックしておくと早め早めに良い物件を手にすることが出来るでしょう！
物件探しサイトで目的の物件を探す方法
SUUMOとアットホームでは物件を探す方法がそれぞれほぼ同じ、【沿線・駅】【地域（区）】【地図】の3パターンが代表的な検索方法です。引越したい場所はほとんど決まっているのでこの3パターンで目的の物件は見つかります。
ちなみに、SUUMOでもアットホームでも検索して見つかる物件はほぼ同じです。本当にたま～に違う物件が見つかりますが基本的には同じです。ですが情報の記載漏れだったりがあることもあるので、同じ物件でも両方のサイトでしっかりチェックする方が良いです。片方のサイトだと敷金アリだけど、もう片方のサイトだと敷金ナシになっていた・・・なんてことがありました。
では、検索するときの3パターンについて書いていきます。
【沿線・駅】で探すメリット・デメリット
【沿線・駅】は指定した駅で検索すると、その駅周辺の物件が一覧表示されます。「この駅に住みたい！」という希望があれば一番良い検索方法です。
しかし、指定した駅周辺の物件しか出てこないので駅から離れた物件は検索に引っかかってこないことがあります。また、隣の駅の方に近い物件も出てこない可能性があります。指定した駅から少し離れた物件を見逃してしまうこともあるので、目的の駅の隣駅も指定して検索しておくと取りこぼしが減ります。
【地域（区）】で探すメリット・デメリット
【地域（区）】は住みたい区や市を選んで検索すると、その区や市にある物件が表示されます。【沿線・駅】より広範囲で探すことができます。住所でハッキリと検索することになるので、目的の区や市にある物件をほぼ完璧にチェックすることができます！
しかし裏を返せば、住所が違えば検索には引っかかりません。市境・区境が複雑に入り組んでいるような場所だと物件を取り逃す可能性があります。この検索を行う場合は、事前に地図で市境や区境をしっかり確認しておく必要があります！
【地図】で探すメリット・デメリット
【地図】は家賃や築年数を指定した後、地図上にそれに合った物件を表示してくれる検索方法です！駅から遠いと安いから【沿線・駅】検索では引っかからない物件を探したい、3つの区が入り組んでいる周辺に住みたいから【地域（区）】検索も使いにくい・・・そんなときに便利なのが【地図】検索です！
実際に私は「駅から遠い職場に近いところに住みたい」「その職場は区の境目にある」という状況だったので、物件を探している終盤はずっと地図検索を行っていました。物件の位置もほぼその物件がある場所が表示されるので、どれだけ職場から近い物件なのかが一目瞭然だったのでめちゃくちゃ便利でした！
「職場の近くに」「家賃はこれぐらいで」「築年数もこれぐらい」と条件が決まっている人ほど、この地図検索は便利だと思います！
物件探しサイトでの良い物件の見つけ方！
自分に合った検索方法がわかってきたら実際に物件探しサイトで物件を探しましょう！とくに難しいことはなく「家賃や築年数の条件を指定」「表示された物件を1件ずつ見ていく」ということを繰り返していくだけです。良い物件は簡単には見つかりませんので、時間をかけて一つずつ物件をチェックしていきましょう。この物件を探しているときが一番おもしろいんですよね！
間取り図と写真を見比べよう！
条件を指定して検索をすると、その家賃や築年数に見合った物件が一覧表示されます。そのときに外観写真と間取り図が表示される物件がほとんどなので、まずはそこを見て良さそうな物件をザっとさがしていきましょう。良さそうな物件が見つかったら、その物件をクリックして詳細をチェックです！そのときに間取り図と「内覧写真」として掲載されている室内の様子が合っているかを確認しましょう！不動産会社の人がちょっと手を抜いていると、そのアパートorマンションの「違う部屋の写真」」を内覧写真として掲載している場合があります。
間取り図だと西側に窓があるのに、内覧写真だと窓が東側にある・・・こういう場合は内覧写真は同じマンションorアパートの別室の写真が使われています。まだ入居者がいるために内覧写真が撮影できなかったというのであれば良いですが、なんらかの不都合があって内覧写真が掲載できないようであれば問題です。室内の汚れが酷いとか、そういうのです。単純に撮影するのがめんどうだからすでに撮影していた別室の内覧写真を使っているような不動産会社さんもちょっと信用できません。
私が「ここ良さそうだな」と思っていた物件を実際に内見したときに風呂場が内覧写真とは違ってカビが目立つ、ということがありました。というわけで、間取り図と内覧写真をちゃんと見比べて、おかしいところがないかチェックしておくと良いです！
気になる物件はずっとチェックし続ける！
探していたら良さそうな物件が見つかった！そういう場合はその物件を定期的にチェックしておきましょう。しばらく物件に入居者がいないと、オーナーさんも収益が得られないということで礼金無しにする場合があります。物件サイトでは1～2週間ごとに物件情報が更新されるので、そのときに物件の条件が変わっていないか？とチェックしておくとお得です！数ヶ月ずっとチェックしていた物件が、ある日突然に礼金無しが半額になっていた、なんてこともよくあります！
家賃が下がる？敷金・礼金ゼロになる予兆を見極める！
さきほどの「気になる物件はずっとチェックし続ける」に付随することですが、家賃が下がったり、敷金・礼金ゼロになりそうな物件を見つける方法があります。それは、同じアパートorマンションで空き部屋が多い物件です！空き物件が多いとオーナーさんとしてはどうしても入居者が欲しいので、家賃を下げたり敷金・礼金ゼロにする場合があります！
近年では「あっちの部屋は家賃下がっていてズルい！」とすでに入居している人からクレームがくるということで、敷金・礼金ゼロにすることがほとんどです。物件サイトでは同じアパート・マンションの空き部屋を同一物件としてまとめて表示してくれるので、空き部屋が多い物件というのがすぐにわかります！そういう物件はずっとチェックしていると、いつの間にか敷金・礼金ゼロになっていることがあります！
「敷金ゼロ」はなにかある？と思っておいた方が良い！
「敷金ゼロ・礼金ゼロ」という物件があります、初期投資を抑えられて一見すると良さそうに見えますが、なぜ敷金ゼロまでして入居者を求めているのか？そこを考えていくと必ず裏があります。激安の野菜、実はキズもので・・・というのと同じことです。安いものには必ずワケがあります！
「敷金」というのは部屋の修繕費などを兼ねている担保金のようなものです。その敷金がゼロということはどういうことなのか？そうです「修繕費は別料金で請求される！」可能性があるんです！怖い！普通の敷金よりも高額な修繕費を請求されることもあるので敷金ゼロは怖いんです。そのようなリスクがあるところに住むのはイヤです、そのようなリスクを入居者に負わせるような物件は危ないです！
実際に物件探しサイトで敷金ゼロの物件をチェックしていくと、ずっとサイトに物件情報が掲載され続けていることが多いです。何ヶ月経ってもその物件が残っています。掲載されている写真を見ると壁が汚い・・・よくよく浴室の写真を見るとカビがある・・・このように、あんまり良い物件ではないので人気がないのです。また写真で見る雰囲気は良い、家賃も安くて良さそう・・・と思って実際に内見に行ってみると壁が薄くて隣の部屋の音が丸聞こえ、なんてことも多いのは敷金ゼロの物件です。
「礼金ゼロ」で条件検索してみる
安い物件を探すときに家賃の条件を下げるのも良いですが、「礼金ゼロ」を狙ってみるのも一つの手です！礼金は家賃1ヶ月分が相場です。そのため、その物件に住む期間で礼金を割ると実際に払う”家賃”がわかってきます。家賃を下げすぎると良い物件はなかなか見つかりませんが、礼金ゼロにしている良い物件は多く見つかります！家賃の数千円を下げるくらいならば礼金ゼロにしたほうがお得で、より良い物件に住めます！
礼金はさきほどの敷金とは違い、礼金ゼロでも入居者にリスクがありません！あくまでオーナーさんの好意で礼金ゼロになっているだけです。
川崎市でオススメの物件探し方法！
川崎市で物件を探すとなると、オススメの検索方法は「駅検索」と「地図検索」の2つを併用していくことです！川崎市は南武線が東西に走っているので「駅検索」で駅周辺のある程度の物件はチェックすることができます。南武線の駅は等間隔であるので川崎市の物件をまんべんなく見ることができます。
しかし、以前の記事でも書いたように川崎市は南武線沿いだけではカバーできないエリアがあります。それはそれぞれの区の南にある小高い丘のエリアです！そのエリアは駅から離れているため安いのですが、そこは「駅検索」ではチェックしきれないことがあります。そういうときは「地図検索」を使ってカバーしていくことになります！