【#2】神奈川県で家賃の安い物件はどこにある?東京に行きやすい場所は?【神奈川県川崎市で引っ越し】

 二十歳から一人暮らしを始めるも、脱サラして個人事業主(放送作家/ライター)として再スタートを切った際に親元で数年間お世話になることに。そして無事に貯金も貯まってきたので親元での暮らしを脱却し、神奈川県川崎市で一人暮らしをするまでを綴った「引っ越し体験記」です。

 神奈川県川崎市で引っ越しシリーズの第2回です。今回は実際に神奈川県でどこに住むべきなのか?その中でも川崎市を選んだのはなぜなのか?ということを書いていきます。川崎市へ引っ越しする方々への参考になれば良いと思います!



家賃も安いし東京へも行きやすい神奈川県!


 まず、なぜ私は神奈川県川崎市を引越し先に選んだのか?それは単純明快、東京に行きやすいのに家賃が安いから!です。東京都内の家賃と比べると、神奈川県の家賃は2万円くらい安いです。しかも部屋の広さも神奈川県の方が広い!メインとなる職場が川崎市にあって、週に1~2回しか東京都内へ行かない私にとっては神奈川県川崎市は最適な場所でした!

港区 25.22万円
千代田区 18.78万円
新宿区 18.74万円
渋谷区 18.69万円
中央区 17.43万円

 これが東京都内の「1LDK・2K・2DK」の家賃相場です。高いですね・・・。

横浜市西区 12.78万円
横浜市中区 12.54万円
川崎市中原区 11.13万円
川崎市高津区 10.69万円
川崎市川崎区 10.62万円

 そしてコチラが神奈川県の「1LDK・2K・2DK」の家賃相場です。それぞれの上位5位までの家賃を見ると、その差は一目瞭然です。

 では、神奈川県に住んで毎日東京都内へ通勤する人はどうなのか?その生活を私はオススメしません。なぜなら都内へ向かう電車がめっちゃ混むから!いまや武蔵小杉駅の大混雑はニュースになるくらいですが、実際に武蔵小杉駅の大混雑は凄いことになってしまっています。タワーマンションができてから通勤ラッシュがとんでもないです!果たして、あの通勤ラッシュに耐えることで家賃数万円分を得できているのか?私はあの通勤ラッシュを耐えることに数万円の家賃分の利益があると思えません。あの通勤ラッシュに毎日巻き込まれるのであれば、数万円高くても都内の職場に近いところに住んだほうが良いです!

 というわけで、基本的には神奈川県に職場があるから都内に行くのは週末だけという生活リズムの人にはオススメの神奈川県川崎市です!



神奈川県で物件が安い地域はどこか?

 私の職場は川崎市にあるので川崎市で引越し先を探そうとしました。しかしまずは、神奈川県全体の家賃などについて調べました。

南武線沿いは家賃が少し高めだけど便利!

 神奈川県というのは川崎市を横切るように南武線という電車が走っています。川崎市の中心部こと川崎駅から、東京の立川駅までを横断するので乗客数が多いです!南武線は便利です。この南武線の川崎駅がある東側から、立川駅がある西側へ向けて徐々に家賃が安くなっていきます

川崎市中原区 7.22万円
川崎市高津区 7.10万円
川崎市幸区 7.06万円
川崎市川崎区 6.95万円

 そんな南武線沿いの「ワンルーム・1K・1DK」の家賃相場はコチラ。一人暮らしには十分可能な相場になっていますね!

南武線沿いではない川崎市は安い!

 南武線沿いは神奈川県の他の地域と比べると家賃が高め、ですが!駅から徒歩15分くらい離れれば家賃が一気に安くなる場所が多いです!川崎駅周辺でも、武蔵小杉駅周辺でも、徒歩15分くらいの場所になれば家賃が1万円以上は確実に安くなっています。また川崎市は車社会なので駅から徒歩15分以上離れている人は車を持っている人が暮らすのが一般的、そのため駐車場が完備されている物件が多いです。その中で駐車場が無い物件は安い傾向にあります!物件自体は良いのに駐車場が無いから空き家になっている・・・そういうところは穴場で安いです!

川崎市多摩区 5.53万円
川崎市麻生区 5.42万円

 川崎市内でも、南武線からちょっと離れることになる多摩区や麻生区は家賃が一気に下がります!しかし駅からはかなり離れた物件が多いので自家用車は必須でしょう。「自転車で大丈夫じゃない??」と思われるかもしれませんが、多摩区や麻生区で家賃が安いところは小高い丘など坂道だらけで自転車はキツイと思います。

横浜周辺はやっぱり家賃が高め! 

横浜市中区 7.45万円
横浜市都筑区 7.37万円

 神奈川県で一番家賃が高いのは横浜市です。横浜市内で駅周辺はとにかく高いです!さすが、オシャレタウン横浜です。しかし横浜も駅から離れて自然が多い場所までいくと家賃はだいぶ下がってきます!

横浜市青葉区 6.62万円
横浜市港北区 6.55万円
横浜市鶴見区 6.42万円

 横浜の海側からちょっと内陸へ行くと家賃は1万円くらい下がってきます。ただ、ここまでいくと東京都内へ行くには電車を乗り継いだりしなければいけないので、ちょっと不便になってきます。これから開発が進んでいくとは思うので、将来を考えれば・・・とも思います。



神奈川県の南に行くと家賃は激安!部屋も広い!

三浦市 4.67万円
伊勢原市 4.59万円
座間市 4.49万円
秦野市 4.49万円
南足柄市 4.16万円
綾瀬市 4.07万円

 神奈川県の南に行けば行くほど家賃はどんどん下がっていきます!しかも部屋の広さも段違いで部屋が広い、しかも安い!さらに築年数も新しい!そんな物件がワンサカ見つかります!しかし、そこまで南に行くとさすがに・・・。ココらへんで仕事ができれば、自然もいっぱいだし最高なんですけどね~。

まとめ


 というわけで、私が引っ越しをする前に神奈川県を調べまくった結果「東京から離れるほど家賃は安いし、部屋が広い!」という当たり前のことがわかりました。ずっと自宅で仕事をするような人であれば、事務所も兼ねて神奈川県の南にある広くて安い物件を探すのも良いでしょう!私も作家をやっている身、ある意味でゴールはそんな海沿いの安くて広い部屋に住むことかもしれません・・・。