「プールと銃口」は、埼玉県を拠点に活動中の3ピースバンド。男女ツインボーカルで変拍子のギターロックを聴かせてくれる!”あくまでもポップ”なメロディで彩った非日常の情景と、ポエトリー・リーディングや、変拍子を交えた変則的な展開が予感させるのは、夕方世代のニュー・スタンダードだ!
プールと銃口「natsumachi」
「プールと銃口」は、ギターボーカルの木村さん、ベースボーカルの吉本さんの男女ツインボーカル!そして、田中さんがいます(2017年9月現在休養中)。Twitterのheader画像からは、田中さんだけ強引に消されるなど面白い3人組バンドです(笑)
この曲は恋人と出会い、別れがあった夏を歌っています。きっと。MVでは演奏する3人になかなか気づいてくれない少女が、いろんなイタズラをして気づいてもらおうとするかわいいシーンが随所にあります。ちなみに、この少女は373さんというモデルの方らしいですよ!
メインで歌っているのは男性の木村さんですが、MVは少女目線で描かれています。歌詞も別れを惜しんでいますが、この少女も別れを惜しんでいるような、ちょっと切ない雰囲気を出しています。そこに女性ボーカルの吉本さんの歌声が入ってくると、この2人は別れたくて別れたわけじゃないのかな?なんて思えてきます。夏から秋になるときに聴くと、ちょっとしんみりです。
そういう目線でMVを見ていくと、最後に4人が笑顔で一緒に映るシーンがじ~んときます。楽曲としても良いですが、MVと合わせて見ると歌の世界により入り込めます!
と書いてきたところですが、実はこの曲はプールと銃口が以前に発表していた「CIDER GIRL」の続編的な位置づけです!きっと(笑)CIDERGIRLのときに出会った女性との別れを「natsumachi」では歌っていると思います!CIDERGIRLでの最後はちょっと意味を含ませたような終わり方だったので、この2曲を合わせて聞くとより「夏だなぁ・・・」って感じがします。両方聞くことをオススメです!