「ヤなことそっとミュート」は2016年に結成された女性アイドルグループ!クリムゾン印刷によるアイドルプロジェクトです。コンセプトは「ヤなことだらけの日常をそっとミュートしても何も解決しないんだけど、とりあえずロックサウンドに切ないメロディーを乗せて歌ってみる事にする」。そのコンセプト通り、透明感のあるメンバーと楽曲が魅力的!
ヤなことそっとミュートに関する詳しいプロフィールなどはコチラ↓
今回はヤナミューが2016年に発売したセカンドシングル「Sealing EP」と、2017年4月に発売した1st album「BUBBLE」に収録されている「Lily」のMVを紹介します!
ヤなことそっとミュート「Lily」
「Lily」は、1st album「BUBBLE」のリード曲としてMVがYouTubeで公開されました!私は常日頃から「MV 発売」とYouTube検索しているのですが、そのときに偶然ヒットして聞いたことで一気にヤナミューにハマってしまいました!2017年、一番の出会いとでも言って良いでしょう!それぐらいの衝撃でした。
歌詞には「偽物の綺麗」なんていうフレーズもあり、ヤナミューらしく切ない、ちょっと悲しいテイスト。なのに楽曲はどこか明るく聞こえます!最初はアイドルの曲だからなぁ、と見ていたことを反省しなければいけませんでした。重厚なサウンドはスカスカ感が一切なく、常に音が飛んできて過ぎ去っていくような疾走感を耳に感じます。そこに4人の透き通るような声がシュパパーンと突き刺さってきます。とても丁寧に、綿密に作られた曲だという印象を持ちました。
「Lily」のMVは、実は4人が勢揃いするシーンが一つもありません!アルバム発売でこれからいくぞ!というMVなのに、あえて4人が揃いません。その攻め方がカッコイイですね!代わりに一人ずつのワンショットが多く、それぞれのことを認識しやすいです。いやでも、普通はみんな揃うシーンあるよなぁ・・・(笑)
「花」が一つのテーマになっているこの曲です。要所でいろいろな花が出てきます。握りつぶされたり、床に散らばっていたりします。でも最後はちゃんとメンバーがその花をしっかり抱えているシーンが映ります。花、良かったね!
というわけで、私が一発で惹かれてしまった「Lily」。楽曲としても、グループのプロモーションとしても、全てにおいて素晴らしいMVだと思います!